
ご契約者様 インタビュー
『畑から始まる、外食革命』
人気レストランオーナーが見つけた
" 農業 × 飲食 "の新しいカタチ

松本さん(写真左)の想いが実現した自社農園「KIMIYU農園」
大阪・中津に店を構える「BELLA PORTO」は、
自社農園で採れた新鮮な野菜が評判を呼び、平日でも開店と同時に席が埋まるほどの人気レストランだ。この店を経営するのは、株式会社KIMIYU Global 代表取締役の松本達也さん。
大阪府摂津市生まれの松本さんは、営業職や経営コンサルティング会社でのITコンサルタントを経験した後、2006年に大阪・梅田に創作和食料理店「達屋(TAZ-YA)」をオープンし、飲食業界へと進出した。
現在、「BELLA PORTO」を含め、ファーマーズバル「BELLA BOCCA」など、大阪市内で7店舗(2025年2月現在)の飲食店を展開。自社農園での農業に加え、近郊の農家や酒蔵と連携し、地産地消や無農薬野菜の普及にも力を注いでいる。

『夢をかなえる野菜ストーリー』
東山ベジフルとのパートナーシップ
- こんにちは!今日は、飲食業界で成功を収めている松本さんにお話を伺います。まず、ベジフルとの契約について教えていただけますか?
松本さん: こんにちは!ベジフルとの契約は2020年3月から始まりました。もう4年になるんですね。時間が経つのは本当に速いです。
- 契約を決めたきっかけは何だったんですか?
松本さん: 実はずっと、食べ物に興味があって飲食業を始めてから「お客様に本当に良いものを届けたい」と思っていました。我々が提供するお料理が、お客さまの体の一部になるでしょ?だから素材にはとことんこだわっていました。でも、会社が成長するにつれて、その想いをスタッフ全員で共有するのが難しくなってきていたんです。
「素材にこだわったお店なのに、その良さや生産者の思いを伝えられるのが僕一人だけ。だから社員も一緒になって野菜づくりを体験して想いを共有し、その収穫物をお店で提供できるようにしたい!」と思ったんです。
そんなとき、友人を通じてベジフルを知ったんです。「あ、この会社なら!」って、すぐ
に確信しましたよ。それで即日ハンコを押しました!
「これだ!ついに夢がかなう!!」と思ったね(笑)
- その直感があったんですね。具体的には、どういうところに惹かれたんですか?
松本さん: もともと「農家さんと一緒に店づくりをしていきたい」という気持ちがありましたし、担当の大西さんが本当に素晴らしい方で、ビジネスのことをよく理解してくれていました。それに、普段は農園の管理をお任せできて、自分たちが行けるときに自由に行けばいいという柔軟さも魅力でしたね。それに加えて、有機JAS認証を取得している安心感も大きかったです。
- なるほど。契約後、何か困難なことはありましたか?
松本さん: まさに契約したと思ったら、すぐにコロナが来たんですよ(笑)。でも、不思議とネガティブにはならなかったですね。むしろ、従業員も含めて農業に深く関わる絶好のチャンスだと前向きに捉えました!
- 前向きな姿勢が素敵です!契約して良かったことは何ですか?
松本さん: いろいろありますよ。たとえば、自社農園を持つことでブランド力が向上し、契約前と比較して売上が約3割増しになりました。それに驚いたのが、求人応募が急増したこと。ざっとですが、求人の応募が5倍ほどに増えて採用単価が実質半減。今までアプローチできなかった人たちにも手が届くようになったからだと感じています。
そして、なにより農園で出会った方々が店舗にも来てくれるんです!「自分の農園をもちたい」という気持ちのうちのお店のコンセプトを理解してくれるお客様がたくさん来店してくれているのも嬉しいです。
さらに、従業員が食材を本当に大切にするようになったことが何よりですね。
- 従業員にも良い影響があったということですか?
松本さん: そうなんです!従業員の意識がガラリと変わりました。以前は、食材の価値や生産者の苦労を、言葉で伝えるのが難しかったんです。でも、自社農園を始めてからは、彼ら自身が土に触れ、汗水流して野菜を育てる経験を通して、食材への想いが自然と強くなったように感じます。

自社農園で汗を流すKIMIYU Globalの従業員さん達
- その変化は大きいですね!
松本さん: だんだんと従業員も一緒になって同じ想いを共有できるようになってきていると感じます!
自社農園の取組を通していくつか取材も受けました。費用対効果でいわれると難しいけど(笑)出たくても出れるもんじゃなし、自社の宣伝になっています。
- では、管理料についてはどうお考えですか?
松本さん: 管理料は本当にお得だと思っています。大西さんは「仕入れ原価下げたいなら市場で買ってください(笑)」というが、市場価格と比べても、全体の費用対効果が優れていると実感しています。
具体的には、有機じゃがいも 普通に仕入れると(約4500円/10㎏)全店舗あわせて、月200㎏使うので「約9万円」の原価かかる。もし、自社農園で有機じゃがいもを作ると毎月200㎏使っても使い切れないくらい収穫できるんです。
さらに自社農園の野菜を使うことで、ブランディング、従業員教育、採用、広報まで一石多鳥になっていますから。
- 今後、東山ベジフルに期待することはありますか?
松本さん: そうですね、どうしても農園にいけない時があるので『配達サービス』。それと農園の電源設備を充実させてもらえると嬉しいです。どちらも、さらに利便性を向上させる要素だと思います。
※配達サービスは2025年2月から試行中、電源は2025年夏ごろに電気工事予定です。
- ありがとうございます。これからのビジネスの発展が楽しみですね!最後に、これから契約を考えている企業にひと言お願いします。
松本さん: ぜひ挑戦してみてください。ビジネスにおける新しい可能性を開く鍵になると思いますよ!
松本さん、貴重なお時間をありがとうございました!